ノート準備中書籍群 2016 年編

2016 年 12 月末の時点で、ここに挙げた書籍はすべて図書館で読んだものだ。

なるほど量子力学 II

著者:

村上 雅人

出版社:

海鳴社

発行年:

2006 年

ISBN:

4-87525-235-8

関連 URL:

あり

  • この巻は波動方程式がメイン。

  • 後半はひたすら微分方程式を見ていくことになる。

  • 英語では orbit と orbital を使い分ける。

売れるゲームの UI/UX 制作現場の舞台裏

著者:

株式会社 Playce

出版社:

エムディエヌコーポレーション

発行年:

2015 年

ISBN:

978-4-8443-6524-2

関連 URL:

あり

  • 戦国大戦の部分だけ読んだ。ショボいフォントのほうが正解な場合もあるとか、そういうの。

キーポイント 量子力学

著者:

藤原 毅夫

出版社:

岩波書店

発行年:

1995 年

ISBN:

4-00-007960-3

関連 URL:

あり

Todo

寸評を記す。

実践 Python 3

著者:

Mark Summerfield

訳者:

斎藤 康毅

出版社:

オライリー・ジャパン

発行年:

2015 年

ISBN:

978-4-87311-739-3

関連 URL:

あり

  • 基本マニア垂涎の一冊。

  • かなり珍しい技法にお目にかかれた。しばらくはサンプルコードを研究していきたい。

Perl ベストプラクティス

著者:

Damian Conway

訳者:

株式会社クイープ

出版社:

オライリー・ジャパン

発行年:

2006 年

ISBN:

4-87311-300-8

関連 URL:

あり

  • 正規表現の章だけ読んだ。その他の章も興味深い。

  • Python でも使えそうなコツ多数だと感じた。なので他言語使用者も読んで損はなかろう。

マスタリング Perl

著者:

brian d foy

訳者:

菅野 良二

出版社:

オライリー・ジャパン

発行年:

2009 年

ISBN:

978-4-87311-397-5

関連 URL:

あり

  • 著者の職人志向がよくわかる一冊。

  • <Perl 学習の過程では Perl 以外のトピックからさまざまな考え方を学び、その考え方を Perl スキルに活かすという作業も必要になる。「Perl」というタイトル(題名)を付いた書籍を探すだけが能ではない> (p. 343) と言うくらいなので、私が読んでも悪い顔はされないだろう。

言語実装パターン

著者:

Terence Parr

訳者:

伊藤 真浩

出版社:

オライリー・ジャパン

発行年:

2011 年

ISBN:

978-4-87311-532-0

関連 URL:

あり

  • Python の Docutils のソースコードを読んでいるときに、大いに参考になった一冊。

  • 本書は Java 製のライブラリーを教材としているが、その利用者でなくとも得るものは多かった。

Python ライブラリ厳選レシピ

著者:

池内 孝啓、鈴木 たかのり、石本 敦夫、小坂 健二郎、真嘉比 愛

出版社:

技術評論社

発行年:

2015 年

ISBN:

978-4-7741-7707-6

関連 URL:

あり

  • 使えるものなら標準ライブラリーであろうとサードパーティー製ライブラリーであろうと網羅。

  • 私はこれを読むまで statistics モジュールの存在に気付かなかった。

アルゴリズム理論入門

著者:

岩間 一雄

出版社:

朝倉書店

発行年:

2014 年

ISBN:

978-4-254-12203-9

関連 URL:

あり

  • 残念ながら読書途中で行方不明になってしまった一冊。序盤の筆致がかなり軽快で楽しかったと記憶している。

入門 UML 2.0

著者:

Russ Miles, Kim Hamilton

訳者:

原 隆文

出版社:

オライリー・ジャパン

発行年:

2007 年

ISBN:

978-4-87311-317-3

関連 URL:

あり

  • 私の知識が相当陳腐化していることに気づいた。

  • 結局、UML 2.5 の仕様書を読むきっかけになった。

アンダースタンディング コンピュテーション

著者:

Tom Stuart

訳者:

笹井 崇司

出版社:

オライリー・ジャパン

発行年:

2014 年

ISBN:

978-4-87311-697-6

関連 URL:

あり

  • Ruby で古典的計算機を実装しようという本。

  • 私もおもちゃの国に行きたい。

数学の計算回避のしかた

著者:

秋山 仁

出版社:

森北出版

発行年:

2014 年

ISBN:

978-4-627-01271-4

関連 URL:

なし

  • ここには 2014 年発行と記したが、元々はもっと以前に完成していたようだ。

  • 受験生向けの各種技法を紹介しているものだが、専門的な数値計算が関わるプログラミングにも応用できないかと思いながら読んでみた。

喰らう読書術

著者:

荒俣 宏

出版社:

ワニブックス

発行年:

2014 年

ISBN:

978-4-8470-6550-7

関連 URL:

あり

  • 色々と面白い小ネタを拾える、いい新書。

  • 読書は命がけのバトルなのだ。

コンピュータシステムの理論と実装

著者:

Noam Nisan, Shimon Schocken

訳者:

斎藤 康毅

出版社:

オライリー・ジャパン

発行年:

2015 年

ISBN:

978-4-87311-712-6

関連 URL:

あり

  • NAND から OS までカバー。

  • ゲーム解析のときにこれを読めていたら理解が違っていたはず。

科学英語を読みとくテクニック

著者:

畠山 雄二

出版社:

丸善出版

発行年:

2012 年

ISBN:

978-4-621-08623-0

関連 URL:

あり

  • 何と言っても教材となる例文が面白い。読解力を付けると同時に読み物として楽しめる。

科学英語実用ハンドブック

著者:

Anthony T. Tu

出版社:

化学同人

発行年:

2008 年

ISBN:

978-4-7598-1062-2

関連 URL:

あり

  • 机上に備えて置きたいタイプの本。

  • 避けたい(喧嘩になる)表現から多重定積分等の数式の読み上げ方まで網羅。

科学技術英語 翻訳集中ゼミ

著者:

富井 篤

出版社:

オーム社

発行年:

2010 年

ISBN:

978-4-274-20951-2

関連 URL:

あり

  • 添削形式というか、個性的な造りの本でよかった。

  • 後半に brown fuse みたいな誤植がちょいちょいあったかもしれないが、全然気にならない。

理系のための英語キー構文 46

著者:

原田 豊太郎

出版社:

講談社

発行年:

2009 年

ISBN:

978-4-06-257653-6

関連 URL:

あり

  • ブルーバックス。

  • どちらかと言うと後半の重要フレーズ編のほうがとっつきやすいか。なんとかマスターしたい。

理系のための英語最重要 キー動詞 43

著者:

原田 豊太郎

出版社:

講談社

発行年:

2015 年

ISBN:

978-4-06-257915-5

関連 URL:

あり

  • ブルーバックス。

  • 各節の冒頭にテーマとなる動詞の語源について簡単に触れているのが良い。

  • どの類書も provide は和訳が難しいと断言しているフシがある。

技術英語前置詞活用辞典増補修訂版

著者:

富井 篤

出版社:

三省堂

発行年:

2004 年

ISBN:

978-4-385-11001-1

関連 URL:

なし

  • すぐに使える知識と、修練?を積む必要のある知識の両方がある本。

  • 例文が重複しているのはむしろありがたい。

技術英語構文辞典新装版

著者:

富井 篤

出版社:

三省堂

発行年:

2004 年

ISBN:

978-4-385-11026-4

関連 URL:

あり

  • とにかく無生物主語構文。モノにするには相当な修練が要るぞ。

何をかいわんや

著者:

ナンシー 関

出版社:

世界文化社

発行年:

2003 年

ISBN:

978-4-418-03506-9

関連 URL:

あり

  • ナンシー関氏が「コンビニで四コママンガ誌を買って帰り、そのつまらなさを笑って楽しむ」というエピソードを披瀝した文章を個人的に長年追い求めていたのだが、この本に収録されていることを発見した。家庭四コママンガ固有の、起承転結に忠実に従い、季節や庶民に関係する定番ネタが陳腐過ぎて安心らしい。

グッド・マス

著者:

Mark C. Chu-Carroll

訳者:

cocoatomo

出版社:

オーム社

発行年:

2016 年

ISBN:

978-4-274-21896-5

関連 URL:

あり

  • プログラミングと数学について語る本。

  • 第 IV 部と第 V 部は何周目であろうと読むのに時間がかかると思われる。集合論の教科書を読むのと同質の労力を要する。

解いてみよう位相空間改訂版

著者:

大田 春外

出版社:

日本評論社

発行年:

2015 年

ISBN:

978-4-535-78724-7

関連 URL:

あり

  • 位相空間論の練習問題集の体を取っているが、個人的にはこれを教科書にしたい。よく整理されて書かれている。

ガロアの群論

著者:

中村 亨

出版社:

講談社

発行年:

2010 年

ISBN:

978-4-06-257684-0

関連 URL:

あり

  • ブルーバックス。

  • ガロアの知見に沿ってガロアの定理を解説していくのが本書の基本姿勢。ガロアの死後に他の人によって発見、判明した事実や、現代に定着している用語、記法、表現の提示は後回しにしている。例えば正規部分群の説明をするのにも、まずはガロアが実際に表現したものを基に、著者が各種要素をアレンジして示している。

  • そういうわけで、紙面の雰囲気が独特で面白い。

なっとくする集合・位相

著者:

瀬山 士郎

出版社:

講談社

発行年:

2001 年

ISBN:

978-4-06-154534-2

関連 URL:

あり

  • 距離空間の章に突如出現する吉田戦車先生のマンガにのけぞった。よく見つけてきたものだ。

フレーゲ・デデキント・ペアノを読む

著者:

足立 恒雄

出版社:

日本評論社

発行年:

2013 年

ISBN:

978-4-535-78697-4

関連 URL:

あり

  • 自然数論の歴史に関する読み物。

日本語から記号論理へ

著者:

齋藤 正彦

出版社:

日本評論社

発行年:

2010 年

ISBN:

978-4-535-78554-0

関連 URL:

あり

  • 日本語だけでなく英語やフランス語の事例もポツポツある。

  • 短い本なのですぐに読み終わる。

群論序説

著者:

星 明考

出版社:

日本評論社

発行年:

2016 年

ISBN:

978-4-535-78809-1

関連 URL:

あり

  • 次があれば、本書を群論の教科書にしたい。しっくりくる記述密度。

  • 丁寧に理解しながら読まないと第 10 章からキツくなる。

Effective Python

著者:

Brett Slatkin

訳者:

黒川 利明

出版社:

オライリー・ジャパン

発行年:

2016 年

ISBN:

978-4-87311-756-0

関連 URL:

版元 原書

ノートを作成した。Effective Python 読書ノート

麻雀の誕生

著者:

大谷 通順

出版社:

大修館書店

発行年:

2016 年

ISBN:

978-4-469-21356-0

関連 URL:

あり

色々と本格的なウンチクを得られるよい内容。麻雀ファンならば一読して損はない。例えば「和」の読み方が二通りあって、どのように呼び分けるかを学ぶことができる。