SE・製造技術者・理工系学生のための技術文書の作り方・書き方 読書ノート¶
- 著者:
浅岡 伴夫
- 出版社:
シーエーピー出版
- 発行年:
2006 年
- ISBN:
978-4-916092-80-9
是非入手して、キッチリと読書ノートをとるべき内容の本。 2014 年読んだ本でベスト 5 に入る。
第 2 部がかなり納得のいくガイドラインになっている。漢字変換をどうしようかとか、外来語のカナ表現をどうしようかとか、文書執筆時にありがちなモヤモヤをすっきりさせる方向性を示した良書。
Todo
以下、書き殴りメモ。いつか整理するはず。
文芸作品
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漢字の表意性、「当用漢字表」→「常用漢字表」※読みのリスト (p. 70)
<文章を書くプロは自分の使う言葉や字が間違っていないことを確認するために国語辞典を引くことのほうが多い> (p. 74) これと同じ趣旨の主張を翻訳家のエッセイで目にした覚えがある。
<当て字や略字には「間に合わせ」とか「一時凌ぎ」といったイメージがつきまといます> (p. 77)
「正字体」「俗字体」「略字体」文部省「新字体」「旧字体」
本動詞のあとに来る(略)補助動詞は、ひらがなにすることが一般的 (p. 80)
基本的に現代仮名遣いに従う (p. 83)
内閣「外来語の表記」(p. 85)
「ー」は音引という。語の最後の音引をつけない方法が主流なのは、技術系の専門文書だけらしい? (p. 86)
JIS によると、数値と単位記号の間に半角分程度のスペースを入れる。
ただし「°」(度)と「%」は数値と単位記号の間にスペースを入れない (p. 89)
参考文献表記について (pp. 92-93)
著者名・著者名…『書名』、出版社名、発行年、引用ページ
著者「記事名」(『誌名』巻数、発行年)、引用ページ
欧文モノは使う括弧や punctuations が異なる
啓蒙的な文書や指導書等では、「~だ調」が使われる場合もある。横柄な感じがする (p. 99)
中止法 (p. 123)