環境変数集

今のところ重要な環境変数が見つからない。

DOCKER_CONFIG

構成ファイル 参照。要点はそこに全部記したつもりだ。

DOCKER_CONTEXT

Docker デーモンが使用するコンテキストの名前。環境変数 DOCKER_HOST およびコマンド docker context use で設定した既定コンテキストを上書きする。コンテキストが何かわからぬ場合は docker builddocker compose の文書を読むといい。

コマンド docker context use context-name をいちいち呼び出すのが面倒だったり、不可能であったりする場合に代わりにこの環境変数を定義することでコンテキストを指定するという使い方をするのだろう。

Docker クライアントの共通オプションである -c, --context の環境変数バージョンと解釈してかまわない。学習時には使わない。

DOCKER_HIDE_LEGACY_COMMANDS

これを設定すると、Docker ヘルプの出力は「レガシー」なトップレベルコマンドを省き、オブジェクト型ごとの管理コマンドしか示さなくなる。

これは設定しておきたい。値は空でなければ何でもいいだろう。シェルのスタートアップファイルのどこかに設定して export しておく。

DOCKER_HOST

Docker クライアントの共通オプションである -H, --host と同等。コマンド呼び出し時にこのオプションをいちいち指定しなくて済むという利点がある。学習時には使わない。