Annex A: Diagrams¶
This annex describes the general properties of UML diagrams and how they relate to a UML (repository) model and to elements of this. It also introduces the different diagram types of UML.
UML モデルはパッケージ、クラス、関連のような要素からなる。対応する UML 図式はそのモデルの部分を模式的に表現したものだ。UML 図には UML モデル内の要素を表現する図像的な要素が含まれる。
Figure A.1 UML Diagram
図のそれぞれには内容域がある。オプションとして、この図のように枠と見出しを持たせてもよい。
枠は矩形だ。枠は図式化された要素が、クラスや部品に対するポートや、状態機械の出入口のような、図式の要素に図像的境界要素がある場合に主に用いられる。
必要とされていない場合には、枠は省略することが許され、ツールが与える図式領域の境界で暗示される。枠が省略された場合には見出しも省略される。
The diagram contents area contains the graphical symbols; the primary graphical symbols define the type of the diagram (e.g., a class diagram is a diagram where the primary symbols in the contents area are class symbols).
見出しは矩形の左上隅に置かれた名札(角を切り取られた矩形)に含まれる文字列だ。構文は次のとおり:
[<kind>] <name> [<parameters>]
図式の見出しは名前空間が取り囲んでいる種類、名前、引数、内容域にある記号が表現する要素を所有するモデル要素を表現する。
Most elements of a diagram contents area represent model elements that are defined in the namespace or are owned by another model element.
Figure A.2 Class diagram of package P
パッケージ P
のクラス図だ。クラス C1
および C2
はパッケージ P
の名前空間内に定義されている。
Figure A.3 Two diagrams of packages
左の図は「パッケージ CP
はパッケージ P
を含む」ことを表している図表の記号があるパッケージ CP
を表すパッケージ図だ。
右の図はこのパッケージ P
を表すクラス図だ。
現実的なモデルでは、パッケージ記号にはパッケージ名しか記述せず、パッケージに対するクラス図にはパッケージで定義されるクラスのクラス記号を記述するのがふつうだ。
Figure A.4 A class diagram and a composite structure diagram
左の図はパッケージ Cars
を示すクラス図で、パッケージ Cars
にはクラス
Car
を含むことを表現する記号がある。
右の図はこのクラス Car
を表す複合構造図だ。
左の図のクラス記号は区画内にクラスの構造を含める必要はない。より現実的なモデルでは、クラス記号には普通は単にクラス名があるだけであるが、一方クラスを表す複合構造図には複合構造を表す記号がある。
UML 図では見出しの一部として次の種類の枠名をつけてよい:
activity
class
component
deployment
interaction
package
state machine
use case
図式の見出し型の長い形式の名前に加えて、次の短縮形もまた用いられる:
act
cmp
dep
sd
pkg
stm
uc
Figure A.5 The taxonomy of structure and behavior diagrams
図の種類は構造図と挙動図の二種類に大別される。
構造図はシステム内のオブジェクトの静的な構造を示す。すなわち、時間とは無関係な仕様の要素を描写する。
The elements in a structure diagram represent the meaningful concepts of an application, and may include abstract, real-world and implementation concepts.
挙動図はシステム内のオブジェクトの動的な挙動を示すもので、それらのメソッド、協調、活動、状態履歴などを含む。システムの動的な挙動は時間経過に伴うシステムの一連の変化として記述することが可能だ。
この分類法はさまざまな種類の図式を論理的に整理するものだ。しかしながら、例えば内部構造の入れ子になった状態機械を表示する場合などのように、異なる種類の図式を混在することを排除するものではない。そうすると、さまざまな種類の図式の境界は厳密には強要されない。
UML 図のおのおのに含まれる構成要素は次に示す章で記述されている:
Activity Diagram - 15 Activities
Class Diagram - 11 Structured Classifiers
Communication Diagram - 17 Interactions
Component Diagram - 11 Structured Classifiers
Composite Structure Diagram - 11 Structured Classifiers
Deployment diagram - 19 Deployments
Interaction Overview Diagram - 17 Interactions
Object Diagram - 9 Classification
Package Diagram - 12 Packages
Profile Diagram - 12 Packages
State Machine Diagram - 14 StateMachines
Sequence Diagram - 17 Interactions
Timing Diagram - 17 Interactions
Use Case Diagram - 18 UseCases