ヘルプ関連

本節では help 系 API について述べる。 Twitter の利用者からすれば、これらの機能は特に有用ではないが、万全を期すために記す。

名前が help で始める機能は四つあり、いずれもパラメーターを取らないという際立った特徴がある。応答データの一部テキストがユーザーの言語設定に依存するとはいえ、本質的には取得データは特定のユーザーに依存しない情報である。

サンプルコードは次のものを参照して欲しい。

bin/twhelp.py

GET help/configuration

GET help/configuration を用いることで現在の Twitter の構成情報が得られる。次のような情報からなる。

  • ダイレクトメッセージの文字数上限

  • 画像サイズの上限

  • 短縮 URL の文字数

  • screen_name として禁じられている文字列

手許で試した結果、Twitter のドキュメントの出力例と一致したため、実行例を省く。

GET help/languages

GET help/languages を用いることで Twitter がサポートする言語の集合を得ることができる。前述したように一部テキストが日本語で得られる。

先のデモコードによる実行例を示す(出力を一部省略する)。全部で 33 言語をサポートしていることがわかった。

bash$ ./twhelp.py help/languages
[
    {
        "code": "fr",
        "name": "フランス語",
        "status": "production"
    },
    {
        "code": "en",
        "name": "英語",
        "status": "production"
    },
    {
        "code": "ar",
        "name": "アラビア語",
        "status": "production"
    },
    {
        "code": "ja",
        "name": "日本語",
        "status": "production"
    },
    ...
    {
        "code": "bn",
        "name": "ベンガル語"
        "status": "production",
    }
]

GET help/privacy

GET help/privacy を用いると Twitter の privacy policy の文言を得られる。私が実行すると日本語の文章を含む JSON が返ってきた。それはこのドキュメントの文言と同じ文章だった。

Privacy Policy | Twitter

GET help/tos

GET help/tos を用いると Twitter の利用規約の文言が上述のものと同様に得られる。

Terms of Service | Twitter