Hosts File Editor¶
Hosts File Editor はファイル hosts
の設定を編集するためのユーティリティーだ。
Windows にもドメイン名とそれに対応する IP アドレスを含むローカルのファイル
hosts
があり、 IP ネットワーク上のホストを識別して位置を特定するための対応表として機能する。ウェブサイトを訪問するたびに、コンピューターはまずファイル
hosts
を検査して、どの IP アドレスに接続するかを確認する。情報がない場合、ISP はサイトを読み込むための資源を DNS に照会する。
これはウェブサイトを新しいホスティングプロバイダーやドメイン名に移行するようなシナリオで、一、二日のダウンタイムがかかる場合に便利だ。ホストファイルを使用してドメインに関連付けるカスタム IP アドレスを作成すると、新しいサーバー上でどのように見えるかを確認できる。
利用者ノート
ファイルパスがわかっていれば VS Code で編集しても全然構わない。
Attention
Microsoft PowerToys 利用ノート 冒頭の前提条件に留意すること。
新しいエントリー¶
PowerToys 本体の設定で Hosts File Editor が有効になっていることをまず確認する必要がある。
Hosts File Editor を使用して新しいエントリーを追加するには、ボタン 新しいエントリー を押して追加画面を表示する。それから次の項目を埋める:
入力欄 |
入力値 |
---|---|
アドレス |
IP アドレス |
ホスト |
ホスト名 |
コメント |
記入目的を確認するためのコメント |
最後にスイッチ アクティブ が有効になっていることを確認し、 追加 をクリックする。
フィルター¶
ホストファイルのエントリーを絞るには、漏斗アイコンをクリックし、
アドレス
ホスト
コメント
のいずれかに文字列を入力する。
バックアップ¶
Hosts File Editor は編集前にファイル hosts
をバックアップする。バックアップファイルは、%SystemRoot%\System32\drivers\etc
に
hosts_PowerToysBackup_YYYYMMDDHHMSS
のような名前で置かれる。
設定¶
歯車アイコンメニューから次のオプションを構成できる:
設定項目 |
主旨 |
---|---|
管理者として実行する |
これを有効にしないと |
起動時に警告を表示する |
DNS の名前解決変更可能性があることを警告するかどうか |
追加の行の位置 |
上部 か 下部 か |