セットアップ

NetworkX 自身のインストールおよび、依存パッケージのインストールについて説明する。

NetworkX をインストールする

一般のサードパーティー製 Python パッケージのインストール手順 のとおりにインストールすればよい。

もしくは開発版レポジトリーからモジュールをクローンして、場合によっては改造して利用するのもありだ。

bash$ git clone https://github.com/networkx/networkx.git
...
bash$ cd networkx
bash$ pip install -e .

インストールの成功を確認する

NetworkX のユニットテストを実行して、結果が正常であればインストール成功とみなそう。Nose が環境にあれば、次の操作でテストの実行となる。 NumPy や SciPy のそれと同じスタイルなので馴染みやすい。

次のコードは、Python コマンドライン上から NetworkX のユニットテストを実行するものだ：

>>> import networkx as nx
>>> nx.test(verbosity=2)
Running NetworkX tests:test_approx_clust_coeff.test_petersen ... ok
test_approx_clust_coeff.test_tetrahedral ... ok
test_approx_clust_coeff.test_dodecahedral ... ok
test_approx_clust_coeff.test_empty ... ok
... more results ...
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Ran 2279 tests in 123.392s

OK (SKIP=4)

verbosity=2 でテストすると、いくつかスキップされる項目が出てくる。これらより、NetworkX がサポートしていて現在の環境に存在しないサードパーティー製パッケージが判明する。

SKIP: PyGraphviz not available.
SKIP: pydot not available.
SKIP: ogr not available.
SKIP: yaml not available.