第 2 章 解析ツール

2.1. ゲーム機エミュレータ
2.1.1. Snes9X - Geiger's Snes9x Debugger
2.1.2. ePSXe
2.1.3. cep
2.1.4. YAME
2.2. 逆アセンブラ
2.2.1. DisPel
2.2.1.1. サンプル
2.3. Cygwin
2.3.1. 基数変換ツールとして利用
2.3.2. 連番生成ツールとして利用
2.3.3. 構造体データ配列をテキストダンプする
2.3.4. DisPel のラッパースクリプトを書く
2.4. エディタ
2.4.1. Xyzzy
2.4.2. Stirling
2.5. Python
2.5.1. 環境構築
2.6. その他便利なツール
2.6.1. 電卓
2.6.2. CD Manipulator
2.6.3. Microsoft Office Excel

本章では、記者が解析作業に用いているツールをいくつか紹介していく。 解析初心者の読者には、以下の内容が解析ツール選択の参考になれば幸いだ。 解析中級者以上の読者には、ここに挙げるツール群と自分との違いを確認するとよいだろう。 また、もっとよいツールを知っているというのであれば、 是非詳しい情報を記者にお寄せいただきたい。

記者が改造・解析に使用するツールを専門ツールとユーティリティツールを混ぜて紹介する。 重要度の高い順に紹介する。

[注意] 注意

本章は特に内容が陳腐化し過ぎていて、何としても現代の知識と技術を反映したものに書き直したい。 いつ直せるかわからないので、当時と現在において、 なおかつ未来においても変わらないであろう、読者に言いたいことをここに要約しておく:

  • 用途に合ったエミュレーターを利用しよう

    • ランタイムデバッガー機能を提供するものが望ましい
    • 保存データを圧縮しないものが望ましい
  • 逆アセンブラーを使いこなそう
  • 逆アセンブリコードを上手に取り扱えるようにテキスト処理に慣れよう

    • 良いテキストエディターを使いこなそう
    • UNIX/Linux 由来のコマンドラインツールを使いこなそう
    • Python 等のスクリプト言語や付属する環境を使いこなそう