Always On Top 利用ノート¶
Always On Top はアクティブウィンドウを画面のいちばん手前に固定する機能だ。HTML の語彙を借りると z-index を他のウィンドウのどれよりも大きい値にする機能だ。
Attention
Microsoft PowerToys 利用ノート 冒頭の前提条件に留意すること。
活用法としては、テキストエディターを最大化した状態で、別のプログラムを観察するときにそのウィンドウを小さくして横に並べるというようなものが思い浮かぶ。
使い方は、対象となるウィンドウがアクティブ状態であることを確認後、Win + Ctrl + T を押す。するとウィンドウの枠が太く強調され、機能が有効であることがわかりやすくなる。
この状態を元に戻すには、再びこのショートカットキーを押す。
設定¶
機能設定欄では、機能有効時のウィンドウ外観や、効果音の有無、当機能を設定しないプロセス名を登録することができる。
以下、私の設定値と理由を記す。
Activation¶
- Do not activate when Game Mode is on
チェックを入れる。ゲーム中に誤ってキーを押す確率はごく低いはずだが。
Appearance & behavior¶
- Show a border around the pinned window
On にする。わかりやすさ優先。
- Color mode
Windows default に設定しておけば、Windows のユーザープロファイルが適用されてアクセントカラーで枠が描画されるはずだ。
- Opacity (%)
100 にする。枠線を描画する指示をしておいて色を薄くする理由がない。
- Thickness (px)
デスクトップ解像度と己の視力に合わせて調整する。
- Enable rounded corners
チェックを入れると、当該設定ウィンドウのように四隅がフィレットされている辺に対して Always On Top による枠線もフィレットされる。
- Play a sound when pinning a window
On にする。前面に出ていることを示す枠線が出ないアプリケーション(ウディターなど)があるのだ。オンとオフとで効果音が異なる。
Excluded apps¶
- Excluded apps
Always On Top の機能が及ばないようにするウィンドウの主であるアプリケーションの集合を指定する。
指定方法はプログラムの実行形式ファイル名による。例えば notepad.exe など。文字列が部分一致すれば除外が適用されるので要注意だ。