Command Not Found 利用ノート

本稿は PowerToys 内 Command Not Found に関する記述だ。

Attention

Microsoft PowerToys 利用ノート 冒頭の前提条件に留意すること。

概要

設定画面の記述によると、次のようにある：

A PowerShell module that detects an error thrown by a command and suggests a relevant WinGet package to install, if available.

PowerShell の実行コードが例外を送出したとき、それが何らかの WinGet パッケージさえ環境に存在すれば対処可能になるものであれば、そのパッケージのインストールを促すという機能を備えた PowerShell モジュールだろう。

実際には、PowerShell 環境にモジュール Microsoft.WinGet.CommandNotFound をインストールし、スタータップファイルに次の有効化コードを追加するという動作をする：

Microsoft.PowerShell_profile.ps1 に追加されるコード
#f45873b3-b655-43a6-b217-97c00aa0db58 PowerToys CommandNotFound module

Import-Module -Name Microsoft.WinGet.CommandNotFound
#f45873b3-b655-43a6-b217-97c00aa0db58

利用者ノート

  • モジュールのインストール場所をユーザーインストールでなく、システムインストールに変えられないだろうか？

  • WSL イメージファイルの容量削減を試みたときに、関連機能がないことがあったが、これを用いていれば diskpart を使わずに済んだのか。

インストール方法

Command Not Found 設定画面の Install ボタンを押せば必要な資材がシステムにダウンロードされる。

インストールメッセージ
Enabling experimental feature: PSFeedbackProvider
WARNING: Enabling and disabling experimental features do not take effect until next start of PowerShell.
WinGet Client module detected
Microsoft.WinGet.CommandNotFound was not found. Installing...

Microsoft.WinGet.CommandNotFound module installed

Module was successfully registered in the profile file.

インストールには事前条件があり、例えば PowerShell のバージョンが 7.4 以上でなければならない。