引き続き西日暮里雑居ビル三階のゲームスポットバーサス。 プロ卓東風戦時間が過ぎたところで終了。退店して寝床へ向かう。

荒川三丁目公園は中央ベンチに二人組がいるため断念。

意表をついて荒川公園に決定。区役所の主に南側に広がる公園だ。 ベンチはよりどりみどりなので、時計が見えそうな円形の池の西側のベンチに決定。 座って一夜を過ごす。

4:30 雨が降ってくる。体が冷えているのでまずトイレ。 隣の売店の軒先で雨宿り。座るところがなにもないのでそのうち区役所駐輪所へ移動。 荒川区の警備員は日曜早朝もしっかり見廻りをしている。雨宿りだと断ったら見逃してくれる。 事実そうだが。

5:30 移動開始。久しぶりのまともな雨。とにかく体力が減っていく。 昨晩多めに食ったのは正解だった。京成町屋駅構内に移動。6:00 まで雨宿り。 メシを食いに松屋へ移動。二軒先の店舗の軒下で雨合羽を脱いでから戻って入店。

6:15 松屋町屋店で朝食。こういう日に限って茶が微妙にぬるい。

  • P 玉子かけごはん牛皿

あとからきた 60 歳くらいのオッサンが券売機の前まで、なぜか券売機を使わない。 壁にある店のメニューを確認してから席に座って店員に直接焼鮭定食を注文している。 五千円札を出したので、券売機の高額紙幣ランプ中止が点灯しているとかそんなところだろう。 こうなると店員は面倒らしく、釣り銭を調達して客に手渡しする必要がある。 なるほど券売機が発達するわけだ。

6:55 グルメシティ町屋店でおやつを調達。 一日中雨が降り続けるようならここで晩飯まで調達したいが、色ンな意味で保たない。

  • レーズンロール (6)
  • ポテチコンソメ
  • ブラックチョコレート

荒川自然公園に移動。あずまやの下まで行く。 常連の老人二人組がおしゃべりしているのを聴きながら椅子で普通に休む。 ハトに餌をまく老人の噂をしている。悪評だ。 何らかの理由で直接注意ができないようで、他の誰かに注意して欲しいらしい。

そのうち彼らが去ったので、雨の当たらない側の席に移って居眠り。 するとさっきの餌やり老人がこのあずまやに来た。 あずまやの天井下の床面一部に固めてえさをまくと、ハトの群れが飛来する。なんだこの既視感は。 なるほどこれは注意したくなる。人のいるところにハトを導かれてはたまらない。

9:20 まで眠っていたようで、ゴミ回収係員が来たおかげで起きられた。あわてて下山。 いちおう雨が上がっている。建物の裏手にまわって合羽を脱いだり水を汲み置いたりする。

9:30 荒川区ゆいの森あらかわにエントリー。 四階トイレそばの席を確保。

13:00 巡回 Kummer 拡大ノートが終わる。 これでべき根ベースの方程式の求根の議論に入れる。

雨はやんでいるのだが五階バルコニーが閉鎖中。床がぐしょ濡れだから当然か。 一階に下りて裏口ベンチでおやつ休憩。

13:40 三階に行って朝刊を一本読んでから四階に戻る。 なぜか一時間ほど YouTube で麻雀動画を数本観る。

18:00 まで Fluent Python のコード読みと居眠り。 Iterable と iterator の定義は概念と Python のコードの両方で明確なのだが generator のほうがそうではないところがある。特にクラス型の generator を見てそれと識別する自信がない。

18:55 スーパーバリュー荒川一丁目店に行って晩飯を調達して図書館に戻る。 今日はワゴン割引率が 30 パーだ。いいね。

  • 海鮮中華丼
  • ベビーチーズ鉄分
  • 野菜ジュース

五階窓際でかっこんでから三階に下りて新聞の残りを読む。 館内座席がまだ混み合っている。四階に確保。PC を開いて銭湯探しなどをする。

20:30 退館。芝生広場で荷物調整をしてから荒川公園、同三丁目公園を経て東日暮里へ移動。 三河島駅の地図を見て銀行 ATM がいい感じの場所にあることに気づき直行。

21:00 UFJ 銀行三河島支店の ATM コーナーに手数料無料時間内ギリギリ間に合う。 これで口座の残額が 12 万強になる。

そのまま角を曲がりバス通りを三ノ輪方面に進む。案内地図を見て目的銭湯の所在地確認。 方向が逆にある近所の公園でトイレを借りてから銭湯に行く。

まず寿湯(東日暮里四丁目)に行ってみたらなんと休業の貼り紙が出ている。 私のツキが相変わらず細いというか、情報収集能力不足というか、とにかく残念だ。

次の候補である帝国湯(東日暮里三丁目)に向かう。こちらは開業中。 超古典的な店構えで期待大だ。間違えて女湯に入りそうになるも、男湯からちょうど出てきた紳士に指摘されて事なきを得る。

浴室の様子を見た途端、私は嫌な予感をする。 あんなに広い湯船なのに、なぜか二人の客がいちばん狭い、薬湯とみられる湯船に並んで浸かっている。 例の保健所の指導により不当に湯の温度が高いパターンだ。

とにかく洗い場で全身を洗う。まずシャワーの湯の温度がいつまで経っても上がらない。 蛇口のそれはまともなので、これくらいならなんとかする。 しかし問題はやはり湯船だった。これまで 160 軒以上入湯してきた銭湯の中で最も水温が高い。 滝野川浴場(滝野川三丁目)と肩を並べる。 ただ、やはり左の薬湯が救いになっている。異様に水深があるがもうどうでもいい。

私は普段絶対にやらない、禁断の水埋めを試みる。 ところが奥から熱湯が押し寄せてくるので水温が全然下がらない。まさに焼け石に水。

この時間帯にしては次々に客が来るのだが、彼らもやはりメインの湯船に入れない。 それにしても彼らは近所の人々のはずで、この店の事情は承知しているはずだ。 なぜこんなハードコア銭湯に来店したのだろう。

諦めて浴室から出て服を着て『MASTER キートン』の第 12 巻を読んで退店。 湯上がりにゆっくりできる環境があるのでレッドカードは出さない。

玄関で靴底を調べたら亀裂が入りかけている。朝どうも足が濡れるなと思ったらこれか。 今からドンキに行って買い換えよう。

読み物

  • 朝刊(朝日、産経、東京)
    • 朝日の投書欄。オーストラリアに去年留学していた高校生による日本の学校教育のアナログさの指摘は重要。
    • 天気予報では雨が続くようだが、それまでに ATM に行く時間は取れるか?
  • 桂利行著『代数学 III 体とガロア理論』