Peek 利用ノート

本稿は PowerToys の Peek 機能に関する記述だ。

Attention

Microsoft PowerToys 利用ノート 冒頭の前提条件に留意すること。

使い方

Windows Explorer でファイルを一つ選択し、Peek 機能発動キーを押す。するとビューワーが開く。ファイルの種類を考慮したプレビューが実現する。画像、音楽、ビデオファイルを選択するならば、それぞれでプレビューウィンドウに適切なコントローラーが備わっている。

プレビューウィンドウ

ファイルを Peek ウィンドウでプレビューするときの特徴を記す。

  • 矢印キーを押すと、プレビュー対象が Explorer でいう前や後ろのファイルに移る。

  • Open with… をクリックするか Enter を押すと、対象ファイルが既定のプログラムで開く。

  • Pin the window… が効いているように思えない。

  • プレビュー領域にマウスカーソルを hover すると、対象ファイルの属性がツールチップに示される。

  • Del を押すと Delete file? ポップアップが開く。

コマンドライン版

CLI で運用したい場合、PowerToys.Peek.UI.exe を用いることが可能だ。例えば WSL Ubuntu で wslview の代わりに用いると使い勝手が良くなるかもしれない。

利用者ノート

Peekwinget install --scope=machine でインストールした場合、このプログラムは次のパスに存在する:

C:\Program Files\PowerToys\WinUI3Apps

設定

Enable Peek を On にすれば _Peek 機能自体が有効になる。プレビューの出し方については Activation 構成で決定される。

Activation

Activation method

ファイルを選択したあと、どうすればプレビューを出してよいのかを指定する。

  • Custom shortcut: 下記ショートカット入力によって出す。こちらを採

    りたい。

  • Spacebar: Space 押しでプレビューを出す。

Activation shortcut

Ctrl + Space が既定値。

Behavior

Always run without elevation (even if PowerToys is elevated)

On が望ましい。

Automatically close the Peek window after it loses focus

Peek ウィンドウが自動的に消えるのが嫌なので Off にする。

Confirm before deleting files

Off にすると、プレビュー中に Del を押したときに対象ファイルがゴミ箱へ直行する。

Preview

Source code files (Monaco)

オプション名はソースファイルだが、テキストファイル全般と考えるほうがいいか。

ここにある項目群はそれぞれ File Explorer add-ons の Preview Pane にある同名項目と同様だ。