Registry Preview 利用ノート

本稿は PowerToys の Registry Preview 機能に関する記述だ。

Attention

Microsoft PowerToys 利用ノート 冒頭の前提条件に留意すること。

概要

Registry Preview は Windows レジストリーファイルエディターだと解釈できる。キーの検索機能や、安全性確認機能が備わっている。

RegistryPreview を開くには、Explorer で .reg ファイルを選択し、コンテキストメニューにある

RegistryPreview ウィンドウ

RegistryPreview ウィンドウの構成は次のようなものだ:

  • ツールバー

  • エディター領域

  • ツリービュー領域

  • キーの値領域

ツールバーの構成は次のとおり:

New

割愛。

Open…

割愛。

Reload

レジストリーファイルを RegistryPreview にロードし直す。ファイル内容を外部で変更した場合に意味があるコマンドだ。

Save

割愛。

Save as…

割愛。

Edit

レジストリーファイルの内容をメモ帳で開く。含む値によってはエラーが生じる。

Write to Registry

ビューワーにある内容をレジストリーに書き込む。

Open Registry Editor

regedit が開く。

Open Key

ツリービューで強調されているキーの位置を基に regedit が開く。

エディター領域ではレジストリーファイルの生の内容を編集する。一般のテキストエディターで .reg ファイルを編集するのと同じ。

利用者ノート

Registry Preview の素晴らしい点は、この編集中にレジストリーファイルとして不正な形式になった瞬間に、ツリービューや値ビューで Error がはっきりと示されることだ。

ツリービューはファイルに含まれるレジストリキーの木表現だ。この表現はエディターでのファイル内容編集と連動する。この木表現において、レジストリキーを選択すると、そのキーの値が下部にある領域に示される。

設定

Enable Registry Preview を On にしないと Registry Preview 機能は使用可能にならない。これにより、Windows Explorer の .reg ファイルに関するコンテキストメニューに Registry Preview が現れる。

Open

Open Registry Preview

ここをクリックすると RegistryPreview ウィンドウが直接開く。

Make Registry Preview the default app for .reg files

このスイッチを On にすると、Explorer で拡張子 .reg のファイルを開くときに RegistryPreview ウィンドウで開かれるようになる。Explorer コンテキストメニューの 開く のアイコンが Registry Preview のものになるはずだ。

これは On にしておきたい。レジストリーファイルを誤って実行する確率が格段に下がる。