106 日目(雨のち曇り)秘技「三元役返し」
南橋児童遊園で 6 時起床。昨日の背中がまだ痛む。雨につき南大橋下のちんちん山児童遊園に移動。 朝食(オニギリ 3 つと牛乳)を済ますと感じの良い中年男性が近寄ってきた。
「すいません。この辺のこと詳しいですかね?」
「とりあえず質問してみてください。わかる範囲でお答えしますよ」
するとプリントアウトされた地図を取り出して私に見せた。JR 王子駅の親水公園口から南橋児童遊園までの経路に太く青く線が描かれている。 それを一見した時点で直ちに、私はこの男性がどのように道に迷ったのかを完全に理解した。 ここは陸橋とトンネルが複合した構造になっていて、地図にはその情報がまったくないのだ。 しかも質問の目的地は私のお気に入りの寝床がある公園だ。容易に修正経路を提示することができた。
以前にもここで人に道を尋ねられたことがあるが、この階段を上がったところに北区による周辺地図が掲示されているが、 このような迷い人の役には立たないのか。
9 時北区中央図書館入館。PC 作業。
14 時頃抜け出す。昼食はサミット滝野川紅葉橋店(メロンパン、ピザパン、ポテチ)。『文藝春秋』が教えてくれた 100 パー老化食品で構成した。
晩飯は王子駅周辺をうろついたがピンと来るものがなく、結局いつもの東武ストア。 天丼を買って表のすき家前ベンチを借りて食べる。 天ぷらの構成は紅生姜、アスパラガス、秋ナス、椎茸、エビ 2 尾だ。ここにありがちな天つゆが飯ごと染み込んでいる。なかなかうまい。
21 時ナムコ王子サンスクエアに入店。人のプレイを観たり MJ を遊んだりする。
読み物
- 朝日新聞(朝、夕)
- 「数学セミナー」2018.10 号
- 鈴木治郎訳著『はじめての数論 原著第 3 版』第 4-10 章
- Fermat の最終定理
- Euclid の互除法
- 一次方程式定理(整数方程式
ax + by = 1の解の存在性) - 整除性、算術の基本定理(素因数分解の一意性)
- 合同式、一次合同式定理(合同式
ax = c (mod m)の解の存在性) - Fermat の小定理
- Euler 関数、Euler の公式
数セミの執筆者コメントページで鈴木先生が自らの翻訳書を出す版元がドンドン倒産して悲しいとあるが、 最近読んでいる『はじめての数論』はまさにその物件。かつてはピアソン桐原版だったが、ここにあるのは丸善出版から再版されたものだ。
この整数論の本は通読しようと思う。プログラミングの練習問題もあって、私が投げ出したくない造りになっている。 テキトーに問題をみつくろって、Python でコードを書いてここに載せると雰囲気が伝わるだろう。 とりあえず Fermat の小定理とその上位互換の Euler の公式の章までは読んだ。
コード
練習問題 9.1 (b)(c) のソルバーを指示もされていないのに実装する。
In [106]: def solve_with_little_fermat(power, c, mod_p):
...: mod_pm1 = mod_p - 1
...: q = power // mod_pm1
...: r = power - q * mod_pm1
...: # Solve x**r = c (mod p)
...: for x in range(1, mod_p):
...: if x**r % mod_p == c:
...: yield x
...:
In [107]: list(solve_with_little_fermat(86, 6, 29))
Out[107]: [8, 21]
In [108]: list(solve_with_little_fermat(39, 3, 13))
Out[108]: []
麻雀
東風戦で東一局下家に同卓した認定雀士の大三元気配に対し、残りの中対子を頼みに双ポンリーチ。これがうまくいった。 するとオーラス、彼からリーチが来た直後に私にピンズのホンイツトイトイの聴牌が入る。 次巡、中をツモって単騎を差し替え。即ロン。すごく気分が良かった。