Writer Guide Chapter 4, Formatting Text ノート¶
Introduction¶
この章ではテキストの書式設定の基本について習う。
段落や文字の書式設定
自動書式適用の使用
順序なし、順序付き、アウトラインリストの作成
この章の読者が Chapter 2, Working with Text: Basics と Chapter 3, Working with Text: Advanced に馴染んでいることを仮定される。
Chapter 20, Customizing Writer にある提案設定に従うことを推奨されている。
ページの書式設定については Chapter 5, Formatting Pages: Basics と Chapter 6, Formatting Pages: Advanced で説明する。
Formatting: direct (manual) or styles¶
- Direct (or Manual) formatting
特定の段落、文字、ページ、枠、一覧、図表に書式を直接適用する。たとえば、単語を選択し、Formatting ツールバー のボタンをクリックすると、テキストが太字になったり斜体になったりする。
- Styles
書式設定オプションを一つの名前にまとめる。たとえば、段落スタイルでは、フォントの種類やサイズ、段落を字下げするかどうか、行間の広さ、ページ上での段落の揃え方など、さまざまな選択肢を設定する。
Using styles is recommended¶
スタイルは書式のグループ全体に同時に適用されるため、文書の書式を一貫したものにしたり、文書全体の書式を最小限の労力で変更したりすることが簡単にできる。
読者ノート
Writer を使いこなすにはスタイルを中心に物事を考えるのが良いようだ。
LibreOffice では他の多くの処理にもスタイルが使用されている。たとえば、Writer が目次を作成するときは見出しスタイル(または他の選択したスタイル)を使用する。
スタイルとその使用方法については Chapter 8, Introduction to Styles と Chapter 9, Working with Styles を読め。
スタイルの適用は Sidebar の Styles 甲板 を使用してすばやく簡単に行う。
Removing manual formatting¶
Note
手動書式設定はスタイルを上書きするため、何かスタイルを適用すること削除することは不可能だ。
手動書式設定を削除するには、テキストを選択し、次のいずれかを:
Menu バー で
を選択右クリックメニューで
を選択Formatting ツールバー Clear Direct Formatting 図像をクリック
Ctrl + M を押す
Formatting paragraphs using styles¶
スタイルを段落に適用する方法については Chapter 8, Introduction to Styles を読め。
Formatting ツールバー および Formatting (Styles) ツールバーの左端にある Set Paragraph Style ドロップダウンリスト
Sidebar Properties 甲板 の上部にある Set Paragraph Style ドロップダウンリスト
Sidebar Styles 甲板 Paragraph Styles タブ
Menu バー
メニューキーバインド Ctrl + 1 から Ctrl + 5
Formatting paragraphs directly¶
Formatting ツールバー の図像
Sidebar Properties 甲板 Paragraph 盤
Menu バー
のコマンド
を使用して、多くの書式を段落に適用できる。その他の書式設定オプションは Paragraph ダイアログボックス に用意されている。
Formatting toolbar¶
Formatting ツールバー には以下の図像と書式がある:
Set Paragraph Style ドロップダウンリスト
Align Left, Align Center, Align Right, Justified
Align Top, Center Vertically, Align Bottom
Toggle Unordered List パレット
Toggle Ordered List パレット
Select Outline Format パレット
Increase Paragraph Spacing, Decrease Paragraph Spacing
Increase Indent, Decrease Indent, Hanging Indent
Paragraph は Paragraph ダイアログボックス を開く
Set Line Spacing は間隔を選んだり数値で指定したりする
標準インストールではすべてのツールバー図像が表示されるわけではない。ツールバーをカスタマイズすることでいつも使うものを追加する。Chapter 1, Introducing Writer を見ろ。
Alignment options¶
段落の配置を選択するには、盤左上の固まっている横線まみれの図像群を使用する。上の段はそれぞれ次だ:
左揃え
右揃え
中央揃え
両端揃え
両端揃えテキストを使用する場合、最終行は既定で左揃えになる。しかし、最終行を段落領域の中央に揃えたり、行全体を埋めるために単語間のスペースを増やすように両端揃えすることもできる。Expand single word をオンにすると、両端揃え段落の最終行が単一単語で構成されている場合、この単語が行の長さいっぱいになるように文字間に空白を挿入して伸ばす。
これらのオプションは、次のいずれかの操作で表示される Paragraph ダイアログボックス Alignment タブ で制御する:
Menu バー
を選択段落内で右クリックして
を選択Sidebar Properties 甲板 Paragraph 盤 の More Options ボタンをクリック
Line and paragraph spacing¶
Set Line Spacing はある基準線から次の基準線までの距離を意味する。フォントサイズによって決まる値だ。
Set Line Spacing パレットでは、標準的な間隔を選択するか、カスタム値を定義することができる。これらの選択肢の違いを確認するには、いくつかのサンプル段落を作成し、選択範囲を変更しろ。
Note
Fixed または At Least を除くオプションはすべてフォントの既定を使用する。この二つのオプションは独自の間隔を設定することができ、読みやすさを向上させるために、小さなフォントサイズでは特に有用だ。
Paragraph spacing refers to the vertical spacing between one paragraph and the paragraphs above and below it.
段落間隔の現在の値は Above Paragraph Spacing 欄と Below Paragraph Spacing 欄に示される。これらの設定の一方か、または両方を個別に変更することが可能だ。
Tip
本書のような計算機文書では段落間隔が使われがちだ。その他の文書では段落インデント(次の節でやる)がよく使われる。よい設計のためには段落間隔か段落インデントの一方のみを使え。両方を使うな。
Paragraph indentation¶
左右のページ余白と段落の間の空間を広げる。その距離を盤右下のスピンボックス付き入力欄で設定する:
Before Text Indent: 左余白から
After Text Indent: 右余白から
First Line Indent: 最初の行を左余白または指定された余白から
Hanging Indent は最初の行を左余白(または余白からの指定字下げ)に残し、段落の他の行すべてを First Line Indent または Paragraph ダイアログボックス で指定された量だけ字下げする。
Note
右から左への言語では Before Text Indent と After Text Indent の動作は逆になる。
Paragraph background color¶
Background Color をクリックしてパレットを開き、段落の背景色を選択する。このパレットでは Custom Color をクリックして Pick a Color ダイアログボックスを開き、パレットに追加する新しい色を定義することも可能だ。
Note
段落が右または左余白から字下げされている場合、背景色は字下げの領域には適用されない。余白まで色を広げるには、枠、図表、またはその他の方法を使用する。 Chapter 6, Formatting Pages: Advanced 参照。
Settings on the Paragraph dialog¶
Paragraph ダイアログボックス にはさらにいくつかのタブがある。
Tabs タブ
Borders タブ
Drop Caps タブ
Area タブ
Transparency タブ
Text Flow タブ
Outline & List タブ
詳しくは Chapter 8, Introduction to Styles と Chapter 9, Working with Styles を参照しろ。
Borders¶
境界は段落を周囲のテキストから引き離し、主題からはずれた余談を含めるのに便利だ。例えば、本書の Tips, Notes, Caution では本文の下に境界を使用している。
段落の上下左右の任意の組み合わせに境界を追加可能。
線のスタイル(実線、点線、破線、二重線)、幅、色を選択でき、これらの選択は段落上のすべての境界に適用される。
各行から段落の内容までの間隔は上下左右で個別に設定可能。
Paragraph ダイアログボックス Borders タブ では段落に影を適用することも選択可能。
Distance とは影の幅のこと。
次の段落の字下げ、境界線、影のスタイルが現在の段落と同じ場合、Merge with next paragraph をオンにすると、上線または下線が抑制される。
Drop caps¶
Drop capitals are enlarged letters that mark the start of a new chapter or section.
一貫性を高めるため、関連する段落に適用する段落スタイルで設定するのが最適だ。詳細は Chapter 9, Working with Styles を見ろ。
Area¶
Area タブ には次の五種類の塗りつぶしがある:
色
グラデーション
画像
パターン
ハッチング
塗りつぶしの種類を選択するとその種類で使用できる選択肢が表示される。これらの選択肢については Chapter 5, Formatting Pages: Basics で見る。独自の塗りつぶしを作成することもできる。
Transparency¶
Transparency タブ は段落の背景に影響する。透かしを作成したり、色や画像を淡く(テキストとの明暗の調子対比を強く)するのに便利だ。これも Chapter 5, Formatting Pages: Basics で詳しくやる。
Text Flow¶
Text Flow タブ には区画がある。
Hyphenation については Chapter 2, Working with Text: Basics を見ろ。
Breaks については Chapter 5, Formatting Pages: Basics を見ろ。
Options 区画ではページ下部の段落の扱い方を指定する。
Orphan control と Widow control の行数は、それぞれページ下部と上部に単一行だけがあるのを避けるものだ。
読者ノート
Widows and orphans - Wikipedia
そう言われると LibreOffice Guide 集はページの最後のパラグラフが京極夏彦先生作品級にキリが良い終わり方をする。
Outline & List¶
Paragraph ダイアログボックス Outline & List タブ には段落のアウトラインレベルと目録スタイルを選択するオプションがある。段落が順序付き目録の一部である場合、目録の番号付けを段落から開始し、どの番号から開始するかを指定する。表示される目録スタイルには次のものがある:
組み込み
カスタム(ユーザー定義)
このタブは Heading Numbering ダイアログボックス と同じ機能をカバーしていないが、ここで選択されたアウトラインレベルはそこで定義されたアウトラインに関連している。
これらの機能の詳細は Chapter 8, Introduction to Styles と Chapter 9, Working with Styles を参照しろ。
行番号については Chapter 3, Working with Text: Advanced を見ろ。
Setting tab stops and indents¶
水平定規にはタブストップが表示される。定義したタブストップは、既定のタブストップを上書きする。タブの設定は段落全体の字下げだけでなく、段落の一部の字下げ(キーボードの Tab を押す)にも影響する。
Tip
段落の先頭など、多くの字下げは段落スタイルで設定できるので、Tab でする必要はない。
既定のタブ間隔を使用すると他の人と文書を共有する場合に書式の問題が発生することがある。既定のタブ間隔を使用し、異なる既定のタブ間隔を選択した他の人に文書を送信すると、タブ付けられた物は他の人の設定を使用するように変更される。既定を使用する代わりに、本節で述べられる独自のタブ設定を定義しろ。
選択した一つまたは複数の段落の字下げとタブ設定を定義するには、
段落を右クリックして
を選択Paragraph ダイアログボックス で
Tabs タブ または
Indents & Spacing タブ のいずれかを選択
あるいは、水平定規をダブルクリックして、Paragraph ダイアログボックス Indents & Spacing タブ を開く。よりよい方法は、その段落スタイルにタブを定義することだ。段落スタイルについては Chapter 8, Introduction to Styles と Chapter 9, Working with Styles を読め。
Tip
タブを使ってページ内の物を空けることは推奨されない。通常は表組や枠を使う方がよい選択だ。
Changing the default tab stop interval¶
Caution
既定のタブ設定を変更すると、その後に開く文書の既存の既定のタブストップや、変更後に挿入されるタブストップにも影響する。
測定単位と既定のタブストップの間隔を設定するには Options ダイアログボックス で ページ を選択する。
Changing measurement units for tab stops and rulers¶
現在の文書の定規に測定単位を設定、変更するには、水平定規を右クリックして単位一覧を開く。定規をその単位に変更するには、そのうちの一つを選択する。選択した設定はその定規にしか適用されない。
Formatting characters using styles¶
文字スタイルを適用するには、文字または単語を選択し、次のいずれかから選択した文字スタイルを適用する:
Sidebar Styles 甲板 Character Styles タブ
Menu バー
(機能に制限あり)右クリックメニュー(機能に制限あり)
Formatting (Styles) ツールバー
文字スタイルの詳細については Chapter 8, Introduction to Styles と Chapter 9, Working with Styles を読め。
Formatting characters directly¶
次の UI を用いて書式の多くを文字に適用可能だ:
Formatting ツールバー の図像
Sidebar Properties 甲板 Character 盤
Font Name, Font Size
Bold, Italic, Underline, Double Underline, Overline, Strikethrough, Outline
Superscript, Subscript
Uppercase, Lowercase
Increase Font Size, Decrease Font Size
Font Color: パレットあり(以下二つも)
Background Color
Character Highlighting Color
段落全体の(フォント名、サイズ、色などの)特性を変更したり、その他多くの目的には、手動で文字を書式設定するのではなく、スタイルの詳細については Chapter 8, Introduction to Styles と Chapter 9, Working with Styles を読め。スタイルの適用は Sidebar Styles 甲板 を使用して素早く簡単に行う。
More Options ボタンをクリックすると、Character ダイアログボックス が開き、簡易設定用 UI で利用できる以上の選択肢が搭載されている。
Note
直接段落書式が現在の段落スタイルを上書きするように、直接文字書式を文字に適用すると、現在の文字スタイル書式が上書きされる。
Font name, size, and effects¶
選択した文字に使用するフォント名とサイズを変更するには、次のいずれかを用いる:
Formatting ツールバー
Sidebar Character 盤
Character ダイアログボックス のドロップダウンメニュー
選択した文字に太字、斜体、下線、取り消し線、影の効果を適用するのも同様。下線効果には、線種のドロップダウンメニューがある。
Formatting ツールバー には Sidebar にはない他の効果として、Overline と Double Underline がある。
フォントの色や強調色を選択するには、適切なカラーパレットを開く。強調色の選択は段落に適用されている背景色よりも優先される。
選択した文字のフォントサイズを調整するには、Formatting ツールバー または Sidebar の Character 盤 にある関連する図像をクリックする。
文字を下付き文字または上付き文字に変更するには(サイズと位置の既定値が用いられる)、文字を選択して、Formatting ツールバー または Sidebar の Character 盤 で関連するアイコンをクリックする。
文字間隔をすばやく変更するには、文字を選択して Sidebar の Set Character Spacing ドロップダウンメニューから選択する。
Settings on the Character dialog¶
Character ダイアログボックス にはこの節で述べられるタブ六つがある。これらのタブのほとんどは Character Style ダイアログボックス のものと同じだ。Chapter 9, Working with Styles を参照しろ。
Font and Font Effects¶
Font タブ でフォント族、スタイル(フォントによって異なるが、通常、レギュラー、ボールド、イタリック)、サイズを指定し、段落の言語(文書の言語と異なる場合)を指定する。
Font Effects タブ では、フォントの色とさまざまな効果を選択する。
Position¶
Position タブ はページ上のテキストの位置に影響する選択肢の集まりだ。このタブは三区画からなる:
Position 区画は上付き文字と下付き文字の容貌を指定する。
Rotation/Scaling 区画は文字の回転を指定る。
Scale width 欄は回転テキストを拡大縮小するフォント幅の百分率を指定する。
Spacing 区画は個々の文字の間隔を指定する。Pair kerning は特定の文字の組み合わせに対して文字間隔を自動的に調整する。既定でオン。特定のフォントタイプでのみ使用でき、印刷文書の場合、印刷機が対応している場合に限り機能する。
Hyperlink¶
Hyperlink タブは同名のダイアログボックスを使用する代替手段だ。選択肢は少なく、テキストリンク専用だ。ハイパーリンクは、同じ文書の他の部分、他の文書、または Web ページにリンクすることが可能だ。
LibreOffice は URL と思われる文字列を認識すると、その文字をハイパーリンクに置き換え、インターネットリンクの文字スタイルで指定されたとおりにハイパーリンクを書式設定する。このダイアログボックスでは、別の文字スタイルを選択したり URL を他のテキストに置き換えたりすることができる。この機能をオフにする手順は:
を選択
Options タブ
URL Recognition をオフ
Highlighting¶
Highlighting タブは選択した文字の背景色を制御する。 Highlighting ドロップダウンパレットに似ている。
Borders¶
Borders タブ は Paragraph ダイアログボックス のそれと同じだ。
Formatting lists using styles¶
順序なし目録(箇条書き)と順序付き目録(番号付き)の作成には段落スタイルを可能な限り使用しろ。この目的のために二組の段落スタイルが用意されている。ただし、これらのスタイルには箇条書きの種類や番号の位置などの設定オプションは含まれていない。これらの設定は段落スタイルに付属させる目録スタイルから得られる。次に挙げる方法で一緒に使え:
順序なし目録を作成するには、段落スタイル List 1, List 2, List 3, … などを使え。これらのスタイルは Bullet 目録スタイルを用いる。
順序付き目録を作成するには、段落スタイル Numbering 1, Numbering 2, Numbering 3 … などを使え。これらのスタイルは同名の目録スタイルを用いる。
段落スタイルを使えば、アウトラインのように目録項目の下に部分項目を持つ入れ子目録を簡単に作成できる。これには追加レベルの設定を指定する必要がある。入れ子目録を設定したら、項目の階層を簡単に変更することができる。
項目を一階層下げるには、キャレットを行頭(箇条書きまたは数字の後)に置き、 Tab を押す。上げるには Shift + Tab を押す。
スタイルを使った目録の作成については Chapter 8, Introduction to Styles と Chapter 9, Working with Styles でわかる。
Formatting lists directly¶
順序付き目録でも順序なし目録でも、書式を直接整えることが可能だ:
Bullets and Numbering ツールバー
次のいずれかにある Toggle Unordered List と Toggle Ordered List 図像:
Formatting ツールバー
Formatting (Styles) ツールバー
Sidebar Properties 甲板 Paragraph 盤
Bullets and Numbering ダイアログボックス
単純な順序付き目録または順序なし目録を作成するには:
目録内の段落を選択
Sidebar Paragraph 盤 で適切な図像をクリック
Tip
最初にテキストを打ち込んでから番号や箇条書きを付けるか、打ち込みながら番号を付けるかは個人の好みの問題だ。
Note
これらの方法で適用された箇条書きや番号付けは、Menu バー Formatting ツールバー などで関連する図像を切り替えることで、選択テキストからこれらをオフにしたり削除したりする。
コマンドを使用して削除することは不可能だ。Using the Bullets and Numbering toolbar¶
入れ子になった一覧を作成するには Bullets and Numbering ツールバー の図像を使用する。項目を目録の上下に移動したり、小番号や小箇条を作成したり、箇条書きのスタイルを変更したり、番号や箇条書きのない段落を追加したり、より詳細なコントロールを含む Bullets and Numbering ダイアログボックス にアクセスしたりできる。
Tip
キーバインドを使って、段落をアウトライン階層の上下に移動することができる。キャレットを段落番号の先頭に置き、次のキーを押す:
Tab で位を下げる
Shift + Tab で位を上げる
Tip
番号の付いた段落の先頭(つまり、番号の後でテキストの前)にタブストップを挿入するには Ctrl + Tab を押す。
Bullets and Numbering ツールバー の図像を使用して入れ子目録を作成すると、目録のすべての階層に対して最初は同じ番号(または箇条書き)書式が適用される。入れ子目録を作成するときに、番号付け形式と箇条書きの組み合わせを使用するには、次のようにする:
各目録項目をクリック
Formatting ツールバー または Sidebar Properties 甲板 にある Toggle Unordered List と Toggle Ordered List 図像の下にあるドロップダウンパレットの選択肢から一つを選択
もっと良い方法が Chapter 12, Lists で述べられる。
Using the Bullets and Numbering dialog¶
Bullets and Numbering ダイアログボックス にはタブが六つある。次の四タブではあらかじめ定義された記号と順序を選択できる:
Unordered
Ordered
Outline: 標準的なアウトライン列から選択
Image: 箇条書きの画像を選択
次の二タブは独自目録を定義するための詳細オプションを設けている:
Position
Customize
これらは Chapter 12, Lists で述べられる目録スタイル用のタブと同じだ。
Autoformatting¶
Auto Correct ダイアログボックス Options タブ と Localized Options タブ で選択した内容に従って、Writer が文書の一部を自動的に書式設定するように設定できる。
Tip
文書内で予期せぬ書式変更が発生した場合、この場所で原因を探すとよい。
設定したオプションに従って自動的に書式を設定するには、
サブメニューから項目をオンまたはオフにする。打ち込んでいる間に文書を自動的に整える。
文書を自動的に整える。
自動的にファイル内の書式を整え、ダイアログボックスを開いて変更を受理するか却下するかを選択する。
Auto Correct ダイアログボックス を開いて、所望の自動書式整形を選択する。
Localized Options タブ は引用符とアポストロフィー(閉じた一重引用符のように見える)の書式を制御する。フォントのほとんどには巻いた引用符(スマート引用符とも呼ばれる)が含まれているが、目的によっては(緯度と経度の分と秒を示すなど)真っ直ぐな引用符として書式設定したい場合がある。
Tip
たいていの人はスマート引用符を AutoCorrect 設定にしておき、必要なときに Special Characters ダイアログボックス (Chapter 2, Working with Text: Basics) を使って真っ直ぐな引用符を挿入する。